ファミリーコンピュータ。
それは1983年7月15日に任天堂より発売された据え置き型家庭用ゲーム機。
全世界で6,191万台を売り上げた日本が世界に誇るモンスターハードです。
日本では『ファミコン』の愛称で親しまれ、30代以上の方は子供時代の思い出を代表するコンテンツなのではありませんか?
この『ファミコン』が1983年に発売され2003年に生産終了となるまでに、実に1,252本のファミコン用ソフトが発売されました。
その中でも今回は歴代売上Best10本に焦点を当てて紹介しようと思います。
流石Best10に名を遺すタイトルです、どれもこれも憶えている物ばかりでした。
懐かしい気持ちになりながら読んで頂ければ嬉しいです。
- 【第10位】テトリス 181万本
- 【第9位】プロ野球ファミリースタジアム 205万本
- 【第7位】ベースボール 235万本
- 【第6位】ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々 241万本
- 【第5位】ゴルフ 246万本
- 【第4位】ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 310万本
- 【第3位】ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… 380万本
- 【第2位】スーパーマリオブラザーズ3 384万本
- 【第1位】スーパーマリオブラザーズ 681万本
- まとめ
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【第10位】テトリス 181万本
概要
発売日:1988年12月22日
発売元:BPS
定価:4,900円
ジャンル:落ち物パズルゲーム
テトリスとは
元々は1984年にソビエト連邦の科学者たちが教育用ソフトとして開発した作品である。
その後1980年代末期から1990年代初期に掛けて、様々なゲーム制作会社にライセンス供給がなされ、各種プラットホームで発売される事となった。
シンプルなルールにも拘らず奥深いシステムは世界中で大流行し、1988年に発売されたファミコン版も大ヒットとなり、歴代売上10位の記録となった。
筆者とテトリス
筆者はこのソフトを所有していませんでした。
元々パズルゲームはそんなに好きではなかったのに加え、この頃はドラクエブームでRPGに夢中だったためあまり興味を持ちませんでした。
結果未プレイで終わってます。
しかしテトリス自体は翌年発売された『ゲームボーイ』で結構ハマった記憶があります。
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【第9位】プロ野球ファミリースタジアム 205万本
概要
発売日:1986年12月10日
発売元:ナムコ
定価:3,900円
ジャンル:スポーツゲーム
ファミリースタジアムとは
86年に『ファミスタ』が発売されてから93年に『ファミスタ'94』が発売されるまで8作品がファミコンで発売された。
特にこの初代ファミスタはファミコン初の実在の選手データを導入し、投打攻守にわたり細かい操作が可能となっているコンピュータ野球ゲームの草分け的作品となった。
のちの野球ゲームに多大な影響を与えたタイトルとして歴史に名を刻んだ。
ナムコのソフト全般に言える事だが、3,900円という良心的価格も小学生にはとても嬉しい事であり当時のファミっ子に愛された名作である。
筆者とファミリースタジアム
筆者はこのソフトを所有していました。
友達たちの間でも大ブームであり、毎日のように対戦をして遊んでいました。
1年ごとに発売されるシーズン最新データ版も『ファミスタ'87』『ファミスタ'88』まで購入して遊びました。
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概要
発売日:1984年11月2日
発売元:任天堂
定価:3,800円→4,500円
ジャンル:テーブルゲーム
麻雀とは
ファミコンのローンチソフトのひとつ。
当初は3,800円だったが、のちに4,500円に値上げされた。
数あるコンピュータマージャンソフトの中でも世界で一番売れたタイトルである。
当時の大人は皆麻雀を嗜んでおり、子供がお父さんにファミコンを買ってもらいたくおねだりする際には「麻雀もあるんだよ!」が常套句となっており、それに釣られ本作ごとファミコン本体を購入する親御さんが多く、これだけの販売実績を残したと言われている。
筆者と麻雀
筆者はこのソフトを所有していませんでした。
しかし麻雀は祖父に教えてもらっていたため幼少のころから打てました。
その為友達にこのソフトを借りて遊んだ記憶はあります。
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【第7位】ベースボール 235万本
概要
発売日:1983年12月7日
発売元:任天堂
定価:4,500円
ジャンル:スポーツゲーム
ベースボールとは
ファミコン初の野球ゲームである。
守備はオートであり、選手別の個人データは無いが、十字キーをそれぞれの塁に見立て操作するシステムなどは、その後発売されるファミスタなどでも踏襲されており、野球ゲームの基礎を創り出した始祖的タイトルと言っても過言ではない。
因みにスポーツゲームの売上本数記録としては『Wii Sports』『ゴルフ』に次ぐ第三位である。
筆者とベースボール
筆者はこのソフトを所有していませんでした。
筆者がファミコン本体を買ってもらった時にはファミスタが発売されており、そちらはハマったので本作はあまり遊んだことがありません。
ファミコンを買ってもらう前に友達に家で何度か遊んだことがあるくらいです。
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【第6位】ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々 241万本
概要
発売日:1987年1月26日
発売元:エニックス
定価:5,500円
ジャンル:コマンド選択式ロールプレイングゲーム
ドラゴンクエストⅡとは
前作『ドラゴンクエスト』はRPGをファミっ子に広め150万本を販売した。
その1年後、満を持して発売された本作はドラクエブームを巻き起こし、大ヒットとなった。
発売当初は売り切れが続出で、発売日にプレイできない者が続出。
攻略本や関連書籍なども軒並みヒットしてその名を歴史に刻む名作となった。
筆者とドラゴンクエストⅡ
筆者はこのソフトを所有していました。
前作『ドラゴンクエスト』もプレイしており、発売日の何か月も前から楽しみにしておりました。
小学生には難易度が高くかなり苦戦する場面も多かった本作ですが、とても面白く夢中になりなんとかクリアした良い思い出が残っています。
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【第5位】ゴルフ 246万本
概要
発売日:1984年5月1日
発売元:任天堂
定価:4,500円
ジャンル:スポーツゲーム
ゴルフとは
全18番ホール実装、風や芝目も再現されてて、とてもファミコン初期であり初のゴルフゲームとは思えない完成度。
そのシステムはスイング・ショットのアイディアなども含めその後のあらゆるゴルフゲームに受け継がれることになる。
その単純だが奥の深いシステムが中高年に評判でロングセラーとなり、スポーツゲームの中では『Wii Sports』に次ぎ歴代二位の売り上げを誇る。
筆者とゴルフ
筆者はこのソフトを所有していませんでした。
しかし友達から借りてかなりやり込んでました。
その後にプレイした『マリオゴルフ』や『みんなのゴルフ』なんかも本作のシステムを踏襲しており、改めて本作の凄さを実感したものです。
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【第4位】ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 310万本
概要
発売日:1990年2月11日
発売元:エニックス
定価:8,500円
ジャンル:コマンド選択式ロールプレイングゲーム
ドラゴンクエストⅣとは
ファミコン初AI機能搭載、オムニバスストーリー形式など新しい試みをふんだんに盛り込んだ人気RPGの4作目。
ファミコンでのドラクエシリーズ発売は本作が最後となった。
ファミコンのドラクエでは『ドラクエⅢ』の方が売上本数は多いが、当時のROMカセットのインフレにより8,500円とかなり高額なソフトだったため、売上額は逆転して『ドラクエⅢ』を上回りファミコン版におけるシリーズ最高額となった。
筆者とドラゴンクエストⅣ
筆者はこのソフトを所有していました。
当時RPGが流行りすぎて、とにかくRPGだらけでした。
その為多少RPGに食傷気味になっていましたが、やはりドラクエ。
とてもハマって一気にクリアしました。
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【第3位】ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… 380万本
概要
発売日:1988年2月10日
発売元:エニックス
定価:5,500
ジャンル:コマンド選択式ロールプレイングゲーム
ドラゴンクエストⅢとは
発売日には量販店の前に数キロメートルの行列ができるなどの社会現象を巻き起こした伝説のソフト。
ゲームのカツアゲや学校をサボって行列に並ぶ未成年の補導など様々な事件をも起こし、その後のドラクエシリーズの発売日を日曜日にさせた逸話も有名。
ストーリー、ゲームシステム共にファミコンRPG最高峰と言われる名作。
筆者とドラゴンクエストⅢ
筆者はこのソフトを所有していました。
しかも小学校をサボって行列に並び補導されました(笑)
残念ながら発売日には手に入れることが出来ず、その後の再入荷でプレイ開始しました。
その面白さは遊んだファミコンソフトの中でもトップクラスで、小学校の教室では連日本作の話題で持ちきりでした。
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【第2位】スーパーマリオブラザーズ3 384万本
概要
発売日:1988年10月23日
発売元:任天堂
定価:6,500円
ジャンル:横スクロールアクションゲーム
スーパーマリオブラザーズ3とは
全世界で1,728万本を売り上げた任天堂の看板タイトルの3作目。
前2作の基本システムは踏襲しつつも非常に多くの新しいアイディアを取り入れ、人気に甘んじず更に面白いゲームを作り続ける姿勢に流石任天堂と唸らされた。
グラフィックやBGM面でも素晴らしい進化を遂げており、この2年間で進歩したゲーム技術の凄さを実感した作品でもあった。
筆者とスーパーマリオブラザーズ3
筆者はこのソフトを所有していませんでした。
しかし仲の良かった近所の幼馴染の女の子が持っていて、いっつもその子の家で一緒にプレイしていた甘酸っぱい記憶があります。
結局クリア手前でその子は転校してしまい、エンディングは見れず仕舞いでした。
ほろ苦い思い出と共に心に残る作品です(笑)
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【第1位】スーパーマリオブラザーズ 681万本
概要
発売日:1985年9月13日
発売元:任天堂
定価:4,900円
ジャンル:横スクロールアクションゲーム
スーパーマリオブラザーズとは
今更説明の要らない、問答無用で世界一有名なゲームソフト。
社会現象とも言える空前の大ブームを巻き起こし、ファミコンゲーム、ひいては家庭用ゲームの認知度を高めるのに最も貢献したソフトであると言われている。
全世界で4,024万本を売上世界で最も売れたアクションゲームとしてギネスにも認定されているモンスタータイトルである。
筆者とスーパーマリオブラザーズ
筆者はこのソフトを所有していました。
生まれて初めて買ってもらったファミコンソフトです。
今はもう亡くなった祖母に買ってもらった思い出のソフトでもあります。
夢中になってプレイしてまだ幼いながらも全面クリアしました。
今思えば本作が筆者のゲーマーとしての人生のスタートであったかと思うと感慨深いものがあります。
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まとめ
如何でしたか?
どれも懐かしいタイトルばかりでしたね。
全ファミコンソフトの1%以内の歴代売上Best10に入ったタイトルです。
さすが全て名作と呼べるソフトばかりでした。
しかし10タイトル中5タイトルが任天堂のソフト。
見事1位に輝いたスーパーマリオブラザーズの売上は圧巻の681万本!
さすがとしか言いようがありません。
そんな中ドラクエシリーズを3作入れてきたエニックスも素晴らしい快挙です。
150万本売った初代ドラクエも入れると4作品合わせて1,081万本販売しました。
BPSのテトリスは世界一売れたゲームのファミコン版なので10位に食い込んだのは当然として、オリジナルゲームのファミスタをランクインさせたナムコの健闘にも拍手を送りたいと思います。
筆者は10作品のうち、6タイトル所有しており、9タイトルはプレイした事がありました。
貴方はいくつ遊んだことがありましたか?
今回は『歴代ファミコンソフト売上ランキングBest10』の紹介でした。
第11位以降も気になる方は『歴代ファミコンソフト売上ランキングBest30!』をどうぞ!
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