サブカルチャーのある生活

なつかしのレトロゲーム同好会

ーPICKUPー
ファミコン
“クソゲー特集”
20210509220713
“ファミコンマガジン”
CONSOLEWARS

【熱血高校ドッジボール部】必殺シュートで敵をノックアウトしろ!なんでもありのハチャメチャドッジボールで盛り上がろう!【ファミコン・テクノスジャパン・レビュー】

f:id:zel_8bit:20190831234025j:plain

 

『熱血高校ドッジボール部』は1988年7月26日にテクノスジャパンよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたドッジボールゲーム。

オリジナルは同社により1987年に稼働されたアーケードゲーム。

『くにおくん』シリーズの第2弾にあたり、『くにおくん』シリーズ内における「スポーツシリーズ」の第1段となる。

 

 

熱血高校ドッジボール部とは

f:id:zel_8bit:20190901003126p:plain
『熱血高校くにおくん』シリーズの「スポーツシリーズ第1弾」

タイトルの通りドッジボールのルールを基本としたゲームではあるが、様々なアレンジを施されているため、普通のドッジボールをゲーム化したものとは異なる。

 

AC版よりさらに進化したFC版

f:id:zel_8bit:20190901002624p:plain

AC版の内容をさらに煮詰め、各国選手に名前と特色をつけた。

また、対戦モード以外にAC版には無かった4人までのフリー対戦の勝ち抜きモードも追加収録されている。

f:id:zel_8bit:20190901002635p:plain

ゲームとしての完成度も高く、ファミコンソフトにおけるスポーツゲームの定番タイトルとして高い人気を誇った。

50万本を販売し、「くにおくん」とテクノスジャパンの認知度を高めた。

  

ルール

f:id:zel_8bit:20190901002342j:plain

本作はドッジボールを基本としたゲームではあるが、様々なアレンジが施されており完全にオリジナルルールとなっている。

実際のドッジボールには細かい禁止事項などがあるが、本作では反則と呼べる行為は殆どなく気力とパワーを駆使して敵の内野を全員ノックアウトさせる事を目指す格闘技に近いスポーツとなっている(笑)。

 

ゲームシステム

f:id:zel_8bit:20190901002729j:plain

ボールを投げ、相手にヒットさせると体力を減らすことができ、体力が0になった選手は退場する。

また、各キャラクターに個性的なステータス特性必殺シュートが設定されているのが大きな特徴だ。

ゲームモード

本作は下記3種類のモードが収録されている。

f:id:zel_8bit:20190901002759j:plain

くにおくん率いる熱血高校ドッジボール部のメンバーを駆使してドッジボール世界一を目指す「遠征試合モード」(1人用)。

f:id:zel_8bit:20190901002647j:plain

全9チームの中からそれぞれ1チームを選んで対戦することができる「対抗試合モード」(2人用)。

f:id:zel_8bit:20190901002825j:plain

コートのない熱血高校のグラウンドでボールをぶつけ合い最後まで生き残った者が勝ちというサバイバル勝負ができる「クラブ活動モード」(1~4人用)。

「クラブ活動モード」ではマルチタップを使用して最大4人で対戦することが可能。

3人以上での同時プレイは当時のファミコンソフトではかなり斬新な仕様であった。

個性豊かな各チーム

f:id:zel_8bit:20190901002912p:plain

主人公の「くにおくん」が率いる熱血高校の他に、前作『熱血硬派くにおくん』でも敵役として出演した「りき」をキャプテンとする花園高校

その他にもイギリス・インド・アイスランド・中国・ソ連・アフリカ・アメリカの全9チームが登場する

 

クオリティの高いBGMとSE

f:id:zel_8bit:20190901003018p:plain

本作の楽しさを一層盛り上げているのが高いクオリティであるBGMだ。

ソ連戦で流れるロシア民謡「カチューシャ」を筆頭に各チームをイメージした名曲が揃っている。

SEも同様に質が高く、特に必殺シュートとヒットの音のインパクトと爽快感は格別であり、以後のシリーズでも使用され続け、シリーズを象徴する効果音となっている。

 

アーケードアーカイブスにて配信中!

f:id:zel_8bit:20190830163529p:plain

現在PlayStation4のアーケードアーカイブスにて本作が税込823円でDL販売されている。

アーケードアーカイブスは、アーケードゲームの名作を忠実に再現しつつ、PS4ならではの機能にも対応。

f:id:zel_8bit:20190830163545p:plain

画面設定や、ボタン設定はもちろん、ゲームごとの難易度を変更するディップスイッチの設定を変更することも可能。

またSHARE機能を使ってプレイ画面や動画をシェアしたり、オンラインランキングで他のプレイヤーとスコアを競ったりすることもできる。

f:id:zel_8bit:20190830163604p:plain

世界の強豪とドッジボールで勝負し、世界一のドッジボール部を目指そう!

 

最後に

本作が発売された昭和63年。

筆者は小学生でしたが、ファミコンで遊ぶ時の定番のひとつとなっていたのが本作だった。

学校が終わると友達の家に集合し、『ドッジボール部』で対戦に興じる毎日を過ごしていた。

f:id:zel_8bit:20190901002712p:plain

このゲームはかなり熱いゲーム展開になる事が多くいつも大盛り上がりだった。

勝ちたいためにテクニックを磨きあったのが懐かしい。

ハードスペックの限界のためかキャラのチラツキなどが目立ったが、それを補っても尚余るほどの爽快感と中毒性に夢中になって遊んだのは良い思い出だ。

f:id:zel_8bit:20190901003155p:plain

『ドッジボール部』の大ヒットにより、その後「サッカー」「バスケット」「ホッケー」など様々なスポーツシリーズが発売される。

基本どれも本作のコンセプトを踏襲し、実際のスポーツをモチーフにしながらも複雑なルールを極力排し、多彩な必殺シュートで見た目にも派手なハチャメチャなスポーツを演出した事で人気を博した。

f:id:zel_8bit:20190901003037j:plain

筆者は本作を持っていなかったので友達の家で遊んだことしかない。

その為、対抗試合モードかクラブ活動モードしかプレイ経験がないので、今度アーケードアーカイブスを購入し、遠征試合モードを遊んでみたいと思う。

今回はくにおくんシリーズのスポーツタイトル第1弾『熱血高校ドッジボール部』の紹介でした!

 

あわせて読みたい 

 

zel.hatenablog.com

zel.hatenablog.com

zel.hatenablog.com