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【高橋名人の冒険島】あの高橋名人がワンダーランドで大暴れ!ファミコンを代表するACTシリーズの記念すべき第一弾!【ファミコン・ハドソン・レビュー】

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『高橋名人の冒険島』は1986年9月12日にファミリーコンピュータ用ソフトとしてハドソンから発売された横スクロール型アクションゲーム。

1986年にセガがアーケードにて稼働させた『ワンダーボーイ』からキャラクターの差し替え、タイトルの変更などを行いファミコンとMSXにて移植・販売された。

 

 

ファミコンを代表するアクションゲーム

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言わずと知れたファミコンを代表するACTのひとつである。

セガのACタイトル『ワンダーボーイ』の主人公を、当時子供たちに大人気だった16連射でお馴染みの高橋名人に変更し、タイトルを『高橋名人の冒険島』に変更してハドソンが発売した。

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移植元である『ワンダーボーイ』自体が良作である事に高橋名人効果も加わり大ヒットとなった本作は105万本を販売しミリオンセラーとなった。

これは全ファミコンソフト1,252本の中でも37位の記録となっている。

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『高橋名人の冒険島』はFCと同日にMSX版も発売されているが、こちらはキャラクター数の減少やグラフィックの劣化から、残念ながら劣化移植として扱われている。

 

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ゲーム概要

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高橋名人の恋人ティナが、キュラ大王にさらわれてしまった。高橋名人は恋人を救出するため広大なステージに立ち向かう、というストーリー。

個性豊かな8つのステージを敵を倒したり障害物を超えながらゴールを目指す横スクロールのACT。

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バイナリティと呼ばれるライフゲージが0になるか穴や海に落ちるとミスになり残機が1減る。全機無くなるとゲームオーバー。

途中フルーツなどを取るとライフが回復するが、ナス(高橋名人の苦手な食べ物)を取るとライフが減ってしまう。

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見た目の可愛さとは裏腹に凶悪な難易度を誇っており、『ゲームセンターCX』で取り上げられた際に有野課長は14時間掛かってステージ7まで行くがそこでギブアップ。

その後、番組関係者の中で一番ゲームが上手いスタッフがリベンジを果たし全面クリアを成し遂げるが、クリアタイムには28時間を要した(笑)。

 

ファミコン最後のカセットとなったシリーズ

 

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人気となった本作はシリーズ化され次々と続編がFCで発売されていった。

そして1994年6月24日に発売された『高橋名人の冒険島Ⅳ』 は全ファミコンソフト1,252本で最後に発売されたゲームソフトとなった。

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その後もPCEで『高橋名人の新冒険島』(92)やSFCで『高橋名人の大冒険島』(92)など、ハードを変えてシリーズ作品は発売されており、ハドソンの看板タイトルのひとつとなるタイトルである。

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WiiU/3DSのバーチャルコンソールや、GBAの『Ⅰ〜Ⅳ』までがセットになっている「冒険島コレクション」など割とたくさんのハードに移植されているので現在も遊ぶことも可能かと思われる。

 

Bugってハニー

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1986年10月より『高橋名人の冒険島』の世界観を下敷きにしたスピンオフアニメ『Bugってハニー』が日本テレビ系列にて放映された。

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高橋名人をモデルとした「高橋原人」を主人公に据え、アニメオリジナルの登場人物や独自の展開を加えたこの作品は、日本初の「テレビゲームを原作としたテレビアニメ作品」として位置づけられる。

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さらに1987年6月5日には、今度は逆に『Bugってハニー』の登場キャラクターやBGMなどを使用したFC用ACTゲーム『高橋名人のBUGってハニー』が『高橋名人の冒険島シリーズ』のひとつとして販売されている。

 

最後に

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ファミコンブームの真っ盛りであった昭和61年。

ファミっ子たちの憧れだった高橋名人が主人公となり大暴れする本作は当然話題独占であった。

もちろん筆者の周りでも大人気であり、カセットを買ってもらえた友達の家に集まり皆で楽しく遊んだものだ。

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難易度が恐ろしく高いため、全面クリアどころか半分まで進めるのも至難の技で、試行錯誤しながらプレイした。

結局筆者の友達の間ではクリアできた者はいなく、エンディングを見ることができなかった。

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それでもやはり大好きだった高橋名人が登場するゲームを夕暮れまで友達と集まりワイワイとプレイしたのは楽しかった良き思い出であり、忘れることのできない大切な思い出である。

今回はファミコンを代表するACTシリーズの記念すべき第一弾『高橋名人の冒険島』の紹介でした!

 

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