『グーニーズ』は1986年2月21日にファミコン専用ソフトとしてコナミより発売されたサイドビューアクションゲーム。
1985年公開・当時大ヒットした名作ハリウッド冒険映画「グーニーズ」を原作にしたアクションゲーム。
映画の内容は伝説の海賊「片目のウィリー」が残した宝の地図を発見した少年チーム「グーニーズ」が、ギャングに追われながら宝探しするというもの。
1985年6月7日に公開されたスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のハリウッド映画です。 ギャングのフラッテリー一家から逃げながら子供たちが伝説の大海賊「片目のウィリー」の宝を探す冒険活劇であり当時大ヒットしました。 筆者はまだ子供でしたが父親に劇場に連れて行ってもらいこの映画を鑑賞しました。 ハラハラドキドキの展開に魅了され大興奮したのを憶えてます。 あれから30年以上経った今でも大好きな映画で、数年に一度は見返している程です。 1986年にファミコンでゲーム化されると聞いた時は嬉しくて発売日の1ヶ月前からワクワクして心待ちにしていたくらいです。 映画やアニメのファミコンでのゲーム化はクソゲーの確率がとても高かったのですが、このゲームは珍しく秀逸なゲーム内容でありとても楽しく遊ぶことができました。 ゲームでの目的はギャングのフラッテリー一家に囚われた5人のグーニーズの仲間たちを救出する事です。 プレイヤーは映画の主人公でもあるマイキーを操作し、フラッテリー一家やネズミ、キツネなどの敵キャラから逃げながら1ステージに1人幽閉されているグーニーズを救出していきます。 キックやパチンコ、爆弾などを使い時には応戦して敵を倒すことも必要となります。 その後ステージ内にある鍵を3つ集め扉を開けて脱出できればステージクリアとなります。 映画のストーリーに因んだ6つのステージがとても魅力的です。 1面はシーズンオフで無人のみさきの燈台レストラン。 2面はレストランの地下通路。 3面〜5面は地下通路の奥に繋がる仕掛けだらけの洞窟。 最終面は片目のウィリーの海賊船。 ステージが進むごとに登場する敵キャラも手強いものとなっていきます。 各ステージで隠しアイテムを見つけることができれば、様々な恩恵を受けられるようになりその後の展開がグンと楽になります。 隠しアイテム無しでもクリアできなくはありませんがかなり難易度が上がるので極力入手しながらステージを進めたいものです。 ヘッドフォン→ギャングのオペラ攻撃を防ぐ 防水服→水蒸気や滝などを防ぐ ヘルメット→石のつららを防ぐ 耐熱服→バーナーの炎を防ぐ リュックサック→爆弾を2個持てるようになる 聖なる鎧→骸骨の攻撃やギャングの銃弾などを防ぐ ハイパーシューズ→ワープゾーン手前の崖を大ジャンプで越えることが出来るようになりワープゾーンに行ける。 出現させて取ると5000点のボーナスがもらえます。 この頃のファミコンゲームにはこのような隠れボーナスはよく見られました。 スピルバーグ監督 コナミマン太郎 ツインビー ビックハイパー 酔いどれタヌキ UFO 福太郎 ゲーム内で流れるBGMはどれも秀逸で、どのステージの曲もこの時代のファミコンゲームとしてはかなり素晴らしい曲ばかりです。 特に映画グーニーズの主題歌でもあったシンディー・ローパーのThe Goonies 'R' Good EnoughのアレンジBGMは芸術的なレベルであり、原曲を損なわずに8bit音源で素晴らしいアレンジを成し遂げている。 コレは今でもよく聴くゲームサントラです! 映画原作のゲーム化は駄作という法則を良い意味で見事に裏切った名作です。 アクションゲームの製作には定評があるコナミの手腕が最大限に発揮された結果、難易度・バランス・BGMと全てにおいて高水準なゲームとなりました。 まだ幼かった筆者でも何度もトライしているうちにステージを先へと進める事ができ、ちゃんと自力クリアができた思い出の作品です。 まだ自力でゲームをクリアする事がなかなかできなかった子供時代だったので、このゲームをクリアできた時は大喜びでした。 海に向かってゆく海賊船をグーニーズ達と見送るエンディングシーンは感動的で今でもはっきりと憶えています。 その翌年である1987年には「グーニーズ2 フラッテリー最期の挑戦」が発売されます。 こちらも筆者はプレイしてクリアしました。そちらの記事もいずれ書こうと思います。 今回は『グーニーズ』の紹介でした。 グーニーズとは
ゲームシステム
映画になぞらえた6つのステージ
隠しアイテム
隠しキャラクター
BGMが抜群にイカす!
ファミコンの歴史に名を残す名作アクション
あわせて読みたい