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【ドンキーコングJR.】マリオが悪役なのは後にも先にもこの作品だけ!前作から進化を遂げた良作アクションゲーム!【ファミコン・任天堂・レビュー】

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『ドンキーコングJR.』は1983年7月15日にファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂より発売されたアクションゲーム。

オリジナルは1982年に任天堂が稼働させたアーケードゲーム。

1988年にはディスクシステム版が発売、2006年以降は各種バーチャルコンソールにて配信されている。 

 

 

『ドンキーコングJR.』とは

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『ドンキーコングJR.』は1981年に任天堂が稼働させたアーケードゲーム『ドンキーコング』の続編である。

前作の戦いにより檻に閉じ込められたれたパパドンキーコングを息子であるドンキーコングジュニアが救出に向かう画面固定型のアクションゲームだ。

ジャンプやつるを駆使して途中の敵を上手く避け、頂上にある檻のキーをマリオから奪いに行くのが目的。

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本作は家庭用テレビゲーム機以外にもゲーム&ウォッチにも何度か移植されている。

1982年10月26日に発売された『ドンキーコングJR. ニューワイドスクリーン』(画像左)はAC版の1・2面をモチーフに、1983年3月7日に発売された『ドンキーコング2 マルチスクリーン』(画面右)は3・4面をモチーフにしている。

 

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ゲーム内容

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ステージは全部で4種類。

多彩なギミックで構成された1~3ステージはジャンプやつるを駆使して途中の敵を上手く避け、頂上に幽閉されているパパドンキー付近の足場に到達するとステージクリア。

最終面ではマリオと対決してパパドンキーを救出となる。

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FC版の前作では容量の関係から全4ステージのうちステージ2が削除されていたが、今作は全てのステージが移植されている。

ところどころに置かれているフルーツに触れるとボーナス点を得られると同時に、フルーツが下に落下する。

これがジュニアの唯一の武器であり、落下したフルーツを当てることで敵を倒すことができ、更にボーナス点が得られる。

 

マリオが悪役

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アーケード版はのちに任天堂の看板キャラクターになる“マリオ”に初めて その名が付けられたタイトルである(移植されたファミコン版では初代『ドンキーコング』から反映されている)。

そして本作はその“マリオ”がなんと悪役としてキャスティングされているという唯一無二の作品である。

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ゲーム内では常に鞭を持っており、使役している敵キャラクターを鞭打ってジュニアに突撃させる。

AC版ではさらに2人のマリオがドンキーコングを搬送する開始デモが存在する(もう1人がルイージとは明言されていない)。

この様にあからさまに“マリオ”が悪役を務めるタイトルは後にも先にも本作のみとなっている。

 

最後に

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前作でゲームに初めて“ジャンプアクション“を取り入れた『ドンキーコングシリーズ』。

続編である本作では、ジャンプアクションに加えツルをつかんで昇り降りすることによるゴリラならではのアクションと、ステージごとの多彩なギミックにより、シンプルなゲーム性はそのままにさらに飽きさせない進化を遂げている。

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ファミコン黎明期における人気タイトルのひとつとして、ハードの売り上げにも貢献したタイトルである。

筆者はこのゲームは、友達の家で何度か遊ばせてもらったことがある。

幼心にわくわくしながらプレイした記憶が懐かしい。

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現在はアーケードアーカイブスにて配信されているので、当時プレイしたことのある人は昔を懐かしみながら遊んでみてもいいだろう。

 

今回はマリオが悪役なのは後にも先にもこの作品だけ!『ドンキーコングJR.』の紹介でした!

 

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