『BIOHAZARD CODE:Veronica(バイオハザード コードベロニカ』は2000年2月3日にCAPCOMよりドリームキャスト専用として発売された「バイオハザード」シリーズの第4弾。
2001年3月22日にはPlayStation2に移植発売された。
シリーズとしては、1999年発売の前作「バイオハザード3 LAST ESCAPE」より約1年ぶりの発売となった。
時系列としては洋館事件の初代バイオハザードから5ヶ月後、ラクーンシティでの惨劇を描いたバイオハザード2からは3ヶ月後に当たる1998年12月に位置する。
あらすじ
ラクーンシティの消滅から3ヶ月後、事件の生き残りの一人クレアは、アンブレラ社調査のためヨーロッパに向かった兄クリスを追いフランスに渡る。
アンブレラのパリ研究所に単独で潜入したものの、警備隊に捕まり、孤島ロックフォートの刑務所へ移送されてしまう。
ところが、収容後ほどなく島が謎の戦闘部隊の襲撃を受けて全滅。
T-ウイルスが漏洩し島全体がバイオハザードに晒されてしまう。
クレアは同じく混乱に紛れて脱獄した少年・スティーブと出会い、彼とともに島からの脱出を試みる。
フルCGオープニングは当時としては物凄い完成度でめちゃくちゃ格好良いものでした。
何回も繰り返しオープニングを見たものです。
え?レオ様?
まずは最初の舞台となる孤島ロックフォートの刑務所から物語は始まります。
クレアの収容後ほどなく島が謎の戦闘部隊の襲撃を受けて全滅となります。
T-ウイルスが漏洩し島全体がバイオハザードに晒されてる窮地に陥ります。
混乱に紛れて脱獄したクリスが孤島から脱出するのが最初の目的となるのですが…
同じく混乱に紛れて脱獄した少年・スティーブと出会い、島からの脱出という目的が一致した為彼と協力行動することに。
ゲームとは関係ないのですが、この2年前に映画タイタニックが上映されレオナルド・ディカプリオブームが巻き起こっていた頃なのなのです。
そしてスティーブは完全にディカプリオがモデルだと世間では騒がれていました。
ちなみに上記の画像は1年後に発売された「完全版」の方のスティーブであり、実は初期版に比べ随分キャラデザは変わってます。
それでも若かりし頃のディカプリオの面影はありますよね。
因みにこれはタイタニック時代のレオ様です。
いやぁ格好いいですね!当時女子がキャァキャァ狂ったように騒いでたのも頷けます。
そして初期版のスティーブがコレですよ奥さん(笑)
流石に似過ぎだろうと噂になったので完全版では髪型などかなりの修正が加えられたと予想されます。
ロックフォード島からの脱出
さてゲームの話に戻しましょうか。
まずはこのスティーブと組んでこの脱出不可能と思われる島全体が刑務所施設であるロックフォート島からの脱出方法を模索することになります。
そして場面によりスティーブを操作したりしながら物語は進んでいきます。
このスティーブ、二丁拳銃が様になるかっこいいキャラです。
そしてバイオハザードの悪の親玉といえばこの人「アルバート・ウェスカー」です!
こいつが出て来なけりゃバイオとは言えない!
アンブレラ南極基地での戦慄
そんなこんなで2人はなんとか離島を脱出するのに成功します。
そして舞台はアンブレラ南極基地へと移る。
南極基地でもさらなる悪夢が2人を襲います。
離島での地獄を超える想像を絶するB.O.Wとの対峙が待っています。
果たしてクレアとスティーブは生き残れるのでしょうか?
アンブレラの野望を阻止することはできるのしょうか?
この「コードベロニカ」はナンバリングタイトルでは無いものの、バイオシリーズでは初代バイオハザードに次ぐ傑作だと筆者は思っています。
時限独占のはしり
当初はSEGAの独占契約によるDC専用ソフトだったのでプレイしたければDCを購入してくださいと謳っていました。
しかしCAPCOMはその1年後にシレッとPS2とGCに移植するという信じられないアコギな事をやったのです。
当時はそれがかなり話題になり叩かれてました。
しかし今じゃそれは当たり前のやり方になり、今ではその手法に「時限独占」という名称まで付けられてます。
しかしこのベロニカ事件を経験した古いプレイヤーは今でも「時限独占」は詐欺だと感じている人も多いのでは無いでしょうか?筆者のように(笑)
シリーズ屈指の名作
とにもかくにもストーリーがとてもよく出来ているタイトルで、さらにシステムやBGMもシリーズトップクラスの素晴らしい作品です。
何よりも全シリーズで一番長いと思われるクリアプレイタイムであるのにも拘らず、ステージや扱うキャラクターなどを変更することにより、全く飽きることなくエンディングまで遊ばせてくれるストーリーに賞賛を送りたいと思います。
今となっては画像が少し厳しいかもしれませんが、このタイトルがHDフルリメイクされた時が「新たなバイオハザードの幕開け」だと筆者は少し大袈裟ですが考えてます。
シリーズ屈指の名作です。
機会があれば是非プレイしてみてください。
今回は『BIOHAZARD CODE:Veronica』の紹介でした。
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